お爺ちゃん
私が小学1年生の時 父方の祖父が亡くなりました。
その日は絶対に忘れられない日となりました。
その日は私の誕生日でした。
体育館で1年生から6年生までの全校朝会があったので移動するために廊下で整列し、待機していた時に
「1年1組の〇〇〇〇〇先生、大至急 職員室まで お戻りください。」
と、校内放送がなり、職員室から戻ってきた先生は凄く慌てていて、私に
「〇〇〇ちゃん、お母さんが お迎えに来るから急いで お帰りの準備しようね。」
と言いました。
私は急いで帰る準備したことを覚えています。
母が学校に迎えに来て先生と何か話をしていました。そして話が終わった母に
「早く、車に乗って!」
と言われ車に乗りました。
車を走らせて着いた先は病院でした。
私は何がなんだか分からず、
「病院?何で?」
と母に言いました。
すると母は
「お爺ちゃんが危ないって」
と言っていたような感じだったと思います。私もパニックになっていたので詳しくは思い出せないです。すみません。
そして、お爺ちゃんの病室の前に来た時には、お医者さんと看護婦さんが お爺ちゃんを囲み、お爺ちゃんの体に青いインクのペンみたいなもので印?みたいなものを書いていた 所を見てました。正直 その時は
(何で お爺ちゃん裸なんだろう…。)
(お爺ちゃんに 何書いてるんだろう…。)
と思いましたが 聞くことは出来ませんでした。
私が病気に着いた時には お爺ちゃんはもう、息を引きとった後だったそうです。
その後 亡くなったお爺ちゃんを家に連れてきました。
皆が お爺ちゃんに、頑張ったね。とか、辛かったね。と言う言葉をかけても返事は ありません。
私は 母から
「お爺ちゃんは帰ってきたけど疲れて寝てるから、うるさくしちゃダメだからね。」としか教えてもらっていませんでした。
(でも何で箱の中に入って寝てるの?)
と思いましたが、みんな泣いていたので 何となく分かりました。恐怖が起きてしまったのは その日の夜でした。
カタカタと何処からか音がするのですが、何処から音がしてるのか耳を澄ませ音のなる方を探しました。
見つけた…。
ウソでしょ!